着物　座繰り紬　手織　草木染め　芝崎圭一　5529

着物　座繰り紬　手織　草木染め　芝崎圭一
お色：明度を抑えた柳鼠色
(＊お色の詳細は「和色大辞典」を参考に記載させて頂いております。)

＊「お高い作品ですが、仕入れ販売により価格が高くなる委託(展示会)販売ではご提示出来ない程できる限りお値段を抑えさせて頂いております。」


　　　　座繰り紬　無地
　　　　手織/草木染め(矢車の実)/座繰糸
　　　　制作　芝崎圭一


「芝崎圭一」
先染めの手織物を愛する方々は一度は耳にする機会があったのでは無いのでしょうか。群馬県伊勢崎在住の芝崎圭一さんが手がけた草木染手織紬とは…。

　『素材にこだわり抜いた職人が作る紬』
このフレーズが1番しっくりくるように感じます。草木染手織紬の工程を大きく分けると… 糸作り、天然染料による染め、高機による手機。芝崎さんはどの工程も独自のこだわりを持たれておりますが、他とは別物の風合いと言われる最大のこだわりは「糸作り」。

使用する糸は座繰糸。
座繰り(ざぐり)と呼ばれる手作業によって繭の原糸を糸車を回しながらゆっくりと繊細に引かれる糸です。煮る繭の数、手引き加減、精練…。様々な工程において糸に出来る限り負担をかけぬよう長年の試行錯誤、研究を積み重ね作られた芝崎さんだけが使用する”究極の座繰糸”です。

こうして出来た糸は特有の美しい艶感と空気を沢山含んでおり、丈夫で非常にしなやか。そしてこの素材を最大限に生かした丁寧な染めと織りが施され… 軽くて柔らかく滑らかな布地に。そして身体に優しく馴染む程良いシャリッと捌きの良い艶のあるお着物に仕上がります。

＊反物を掴むとギュギュッという独特の心地よい絹鳴りがします。

本品は矢車の実で染められた無地織。糸に不可の少ない草木染めの自然色と座繰糸の調和から平織りの布地とは思えない程の奥深くからの底光りを感じます。

芝崎さんのこだわりと丁寧な手仕事からは、お着物をお召しになる方々への愛が感じられますね。
お単衣、袷どちらにも心地良くお召し下さい。

　　　　
　　　　
＊『当店の写真撮影では、実物のお色や生地感をできる限り近くなるように明るさや彩度、精細度を調整して撮影させて頂いております。』


正絹

未仕立て品

幅：38.7cm

展示会等平均相場価格　
¥440,000(税込)


#きもののすみか着物反物

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