フィリッポデローレンティス薄手カットソー風120’Sメリノモックネックニット50

FILIPPO DE LAURENTIIS〈フィリッポ デ ローレンティス〉は、イタリア中部の街“ペスカーラ”で
カルミネ・フェランテと彼の息子フィリッポによって2012年に生まれたニット専業ブランドです。

出品はハイゲージウール素材のモックネックニットです。
色はキャラメル系ブラウンです。
オークルやシナモンパウダーにも通ずる、華やかさのある色合いです。
ブラウンほど重苦しくなく、ベージュよりはパンチがあり、まろやかでリッチな発色です。

ネックは折り返せば低めのタートルにもなるので、呼び名はあいまいではありますが、
薄手でさらっとした生地感で、裾はサイドスリット入りのスクエアカット、袖口も絞らない仕上げなので
あくまでニットの製法ではありますが、アイテムとしてはウールカットソー的な位置づけになる感じです。


タグに「ROYAL MERINO」と記された上質なウール素材で
スペック上は120Sスーパーファインメリノになるのですが、
触ったときの第一印象はカシミアシルクと思ったほど、タッチが滑らかで秀逸な生地です。

昨今、高番手ウールの薄手ハイゲージニットは高級ニッター業界のトレンドのようです。
各社こぞってラインナップしています。
昔はそんな番手の糸は製造はもちろん、原毛もなかったこともあるでしょうし、
温暖化で厚手ニットは不要となり、カシミアは環境保護の観点からも問題視されており、
そこでカシミア同格のタッチでありながら堅牢性で勝る点で、
時代のニーズにマッチしているのだと思います。

利便性で言えば、毛羽がないので、蒸し暑い季節以外なら着用可能です。
飛行機内や冷房効いたホールなど、乾燥して肌寒いような環境では、この素材はとても効果的で快適です。
安いカシミアなら量販店で手に入りますが、SUPER120S超のウールニットは手に入らないので、
これ系のアイテムをお持ちでない方はぜひ一度お試しください。


１２０’Ｓスーパーファインメリノウール１００％　
新品未使用　イタリア製　定価３.５万円程度

サイズ５０
○肩幅 ４６センチ
○袖丈 ６０センチ
○着丈 ６８センチ（内側のタグの付け部分より下）
○身幅　 ５３センチ（わきの下位置）　５０センチ（ウエスト周辺位置）
○ネックの高さ　伸ばしたとき　８．５センチ程度　折り返し時　４センチ程度

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